大阪府立大学体育会弓道部

新入生への勧誘の言葉?

 私、ご紹介に預かりました、大畑でございます。新入生の皆さん、遅ればせながら、ご入学おめでとうございます。今年度は新型コロナウイルス感染症の影響を受けまして、普段とは異なる形でキャンパスライフが始まる形になりましたね。焦ったい気持ちや不安な気持ちも抱えてるかと思いますが、もう少しの辛抱でしょう。一緒にがんばりましょうね。
 ところで、私には好きな言葉があって、その言葉を紹介したいと思います。それは「剛毅木訥、仁に近し」という言葉であります。孔子の言葉であり、意味は「まっすぐな正直さ(=剛)、毅然とした強さ(=毅)、飾り気のない純朴さ(=木)、寡黙なのろまさ(=訥)、これらの性質をもつものは仁者に近い」といったものです。仁者というのは大まかなイメージで「徳にすぐれた人物」というふうに訳してもいいでしょう。鈍才で口下手な私にとって、この言葉は心に響きました。
 射(=弓道)は人間を造っていく大業なのである(少し変えました)と偉い先生はおっしゃいました。そういうと、私は弓道を通じて、剛毅木訥にならんとしていたのではないかと思われるのです。日々の練習の中で、己を見つめ、余計なものを削ぎ落とし、至らぬ性情を矯めていく。それを繰り返すうちに(ここには論理の飛躍があります。どうにかして繋げようと煩悶していましたが、そうして無理につくられたものは空論にすぎません。今の私には感じていることを記述することで精一杯です。)質素だが、屈することのない大樹のような存在になれると信じています。
 最後になりますが…弓道部きてね!

 えー、っていうことでですね、どうも大畑と申します。今回は「おじさんくさい文章を書いてみよう」というチャレンジでしたが、僕のへっぽこな技術と器量によって、失敗しましたね…。おじさんはこんな未熟な文章を書きません。しかも最後!これは僕お得意の敗走ってやつですねー。時間の切迫と精神的苦痛によって逃げてしまいましたー。また一つ恥をつくってしまいましたね。

次回の担当は、どっしり九州男児パパ、米(よね)君です。頑張ってねー。
文責:大畑臣悟